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マクロスFと天地始之事

2009年11月13日

日本思想大系〈25〉キリシタン書・排耶書 天地始之事
諸星大二郎「生命の木」の元ネタ。
アマゾンで買えるので、買おうかどうしようか迷ってたら、近くの図書館にあったので読んだ。
すげえなこれ。
どちりな・きりしたんは岩波の文庫で読んだけど、こっちはなんというか漂うものが違う。半端ない。チラム・バラムの書に近い感じ。
これを70年代すでに読んで、しかも少年ジャンプでやろうとした諸星大二郎って何者よ?という感じがする。
この足もとが抜けていくようなドライブ感は何かに似てると思ったら、こないだ見たマクロスFだ。
似てるけど違う。どうみても本質はそこにないように見えるんだけど、それはそれとして成立してるっぽい。
じゃあ本質とはなんだったのか、そもそも本質があったのか、自分が本質だと思ったものの方が違ったのか、
見ているうちにだんだんわかんなくなってくるあの不安だ。
逆に、これまで見えなかった別の本質のようなものすら見えてくる気がしてくる。これはクる。
朱子学テイスト全開な排耶書のくだらなさ、仏と神の間を揺れ動いた不干斎ハビアンの哀れさも、なんか沁みた。
意外に読みやすいから、図書館にあるようなら話のタネに見てみるといいよ。