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オタクの電脳
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星雲からきた少年

2009年11月28日


数年サイクルでやってくるジュブナイルSFのマイブーム。
未読だった「星雲からきた少年」がなかなかよかった。
センスオブワンダーはむしろ控えめで、異星人に対する大人たち(というかアメリカ社会)の不寛容や、それに対して若者ができること、なすべきことなどがきっちりコンパクトにまとめられており、まさに上質のジュブナイルという印象。
(抄訳した福島正美の仕事もあるだろうけど)
作者が「ゴセシケ」でおなじみのレイモンド・F・ジョーンズというのがまたいい。
こういう拾いもの、まだまだあるんだろうなあ。


アンドロメダ星雲 全訳版

2009年11月20日

いつかそのうち読むだろうと思ってたエフレーモフのアンドロメダ星雲、全訳版をとうとう読んだ。
最初に抄訳で読んだときから30年は経ってるな。
確か
集英社版(アンドロメダ星雲) ジュニア版・世界のSF 8 (杉野喬訳 南村喬之画)
理論社版(アンドロメダ星雲への旅) 10代の本セレクション (川上洸訳)
偕成社版(宇宙パイロット37号) SF(科学小説)名作シリーズ 12 (飯田規和訳 伊藤展安画)
ハヤカワ全訳版 (アンドロメダ星雲) 世界SF全集 22 エフレーモフ (飯田規和訳)
…くらいのバージョンがあって、集英社版には、ずっと探してるのだけど、アンドロメダ円盤が大きく載ってる表紙絵バージョン違いもあるはずだ。
しかし通して読んでみると、抄訳になってる理由がよくわかる感じ。みんなが読みたいエルグ・ノールの冒険のくだりは抄訳版でほぼ網羅されてるのな。
残りの半分以上は、いきなり新キャラばっかりの俺節社会主義ユートピア展開でかなり面食らった。
わざわざ読む意味はあんまりないかも知れないけど、30年経っても名前が忘れられないクズ野郎、プール・ヒスの相変わらずのヒールっぷりが楽しめて、そこは楽しめた。すげえ楽しめた。いやもう楽しめた。
あとは資本主義時代のタイムカプセル発掘話も、今では逆に新鮮かな。
どっちかというと併録の「星の船」の方が、「星を継ぐもの」ソヴィエト版(こっちのほうが早いけど・1947年)みたいでいい感じ。古代の異星人来訪ネタってワクワクするよね。


マクロスFと天地始之事

2009年11月13日

日本思想大系〈25〉キリシタン書・排耶書 天地始之事
諸星大二郎「生命の木」の元ネタ。
アマゾンで買えるので、買おうかどうしようか迷ってたら、近くの図書館にあったので読んだ。
すげえなこれ。
どちりな・きりしたんは岩波の文庫で読んだけど、こっちはなんというか漂うものが違う。半端ない。チラム・バラムの書に近い感じ。
これを70年代すでに読んで、しかも少年ジャンプでやろうとした諸星大二郎って何者よ?という感じがする。
この足もとが抜けていくようなドライブ感は何かに似てると思ったら、こないだ見たマクロスFだ。
似てるけど違う。どうみても本質はそこにないように見えるんだけど、それはそれとして成立してるっぽい。
じゃあ本質とはなんだったのか、そもそも本質があったのか、自分が本質だと思ったものの方が違ったのか、
見ているうちにだんだんわかんなくなってくるあの不安だ。
逆に、これまで見えなかった別の本質のようなものすら見えてくる気がしてくる。これはクる。
朱子学テイスト全開な排耶書のくだらなさ、仏と神の間を揺れ動いた不干斎ハビアンの哀れさも、なんか沁みた。
意外に読みやすいから、図書館にあるようなら話のタネに見てみるといいよ。


イケダパンのシンコム3号

2009年11月07日


「秘密のケンミンSHOW」に、「シンコム3号」という偉いハイカラな菓子パンが出ていた。
鹿児島のイケダパンというメーカーの製品だそうで、どうも見覚えがあるようなと思ったら、昔宮崎でも売ってたらしい。
http://www.ikedapan.co.jp/campaign/tokusyuu5/index.html
たしかカステラ生地の中にクリームが入っていて、普通においしいんだけど、菓子パンに人工衛星の名前を付けるセンスが超イカス。
他にも1号や2号や5号や1107号があったらしいが、どっか東京で売ってないかなあ。
サイト見てると、「キングチョコ」というのも見覚えがあるような。


舞姫テレプシコーラ 第二部 第三巻

2009年11月02日

六花ちゃんがどうなるのか、ハラハラして目が離せぬ。
なにしろ山岸凉子なのだ。あの第一部なのだ。
ゴルゴに撃たれるとか恐竜に食われるとか、何が起こってもフシギではない。
ローラ・チャンの謎とあわせて続きが待ち遠しい。