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逆漫符効果

2010年08月31日

マンガで、緊張したり困ったり、焦ったりすることを表現するために、顔に汗を描く事がよくある。
いわゆる「漫符」というやつだ。
表情を描く手間なしに、微妙な心理状態が表現できる便利な記号なので、かわぐちかいじのマンガとかだと、登場人物がのべつまくなしに汗を浮かべてて大変暑苦しい。
それどころか、表情を描くことができない後ろ姿ですら、頬の後ろや首筋に汗を浮かべることでニュアンスをつけることが可能だ。
しかし実際には、顔に汗を浮かべているのは単に暑いからという場合の方がよほど多い。
というわけで、今日たまたまエレベーターで乗り合わせたOLが後ろ姿で汗を浮かべているのを見たんだけど
「あっ!女スパイがいる!」
と唐突に思ってしまった。
いや別にスパイっぽい格好とか挙動とかをしているわけではなく、単にOLが汗をかいているだけなんだけど、その汗が現実世界においても漫符的に作用し、
「後ろ姿に汗をかいている=ただのOLではないことを作者(誰?)が表現しようとしている」
「エレベーターの中=何か文明社会における密室的謀議を示唆するシチュエーション 」
「=女スパイ」
という風にしか見えないのね。
今気づいたこの現象を私は「逆漫符効果」と名付けたい。
夏休みの宿題にみんなも探してみよう。今日で終わりだけど。