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オタクの電脳
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消えた自転車

2011年02月22日


各社報道規協定により公開を差し控えていたが、実は先週の金曜から自転車が消えていた。
普通に自転車置き場に停めておいたものが、普通に消えていたのだ。
5年も乗ったGIANTのESCAPE R3 
知ってる人なら「ああ、あれね」という、安物クロスバイクの定番だ。
MSXで言うならA1mkⅡあたりだ。
実は前から気に入らない部分があり、買い替えを考えていた。
東京の街中を走るなら、どうしても歩道と車道を多く行き来するので、前輪にサスが欲しかった。段差で手首にくる。
変わりについてるシートサス も余計なお世話という感じでちっともよかない。
とっとと乗りつぶして、もちょっといいのを買おうとずっと思ってたが、意外に壊れなかったのだ。
最近は盗まれてもいいやと思って、停めても施錠しなかった。
だが、いざなくなって買い替えを考えると、これが困った。
うまい代替車が見つからない。
まず、東京の街中をうろうろ走るなら、10万も出すのは無駄だと思う。
これまでの経験上、絶対盗まれるか、壊されるからだ。何度もやられて泣くに泣けない思いをしてきた。
出すならせいぜい5万だ。だがこの5万の範囲で、候補を絞っていくと、これがどうしても同じR3になってしまう。
前輪サスは重い割に効果が薄いそうだし、他社のはこの値段だと割にショボい。まあ、つまりそれだけR3が激安だというこった。
パクられてわざわざ同じものを買うのは納得がいかない。けど調べれば調べるほど、5年前と同じ結論に達する。
頭に思い浮かぶのはドラえもんの「ドロン葉」
昔は可愛がってた犬がだんだん疎ましくなって、飼い主が虐待してたら体が入れ替わっちゃうアレ。
脳裏に浮かぶベソ、じゃない、R3との楽しかった日々の思い出
「こんなころも、あったっけなあ」
今日、まさかとは思ったが、自転車置き場に出かけると、なんと見つかった。
ちょっと離れた場所に停めてある。一応周囲も調べたので、多分誰かが乗って飽きたのだろう。
思わずR3を抱きしめるオレ。ウェルカムホーム
これからはちゃんと施錠しよう。


どうしても付き合いたい女性がいるあなたへ

2011年02月16日


いや、別にこんなのと付き合いたくはないが。
3分後、どんな風に変わるのかが気になる。
やっぱ首でも刈られるのか。


UFOの齟齬

2011年02月15日


ガッタイガー、グレンダイザー、兜甲児のTFO、今見ると不思議でしょうがない「円盤型」のモチーフが、一瞬だけ味方メカの側に加わっているのは、この頃UFOが人気だったためだ。
だけどこの言い方は正確ではない。
より正確には、「UFOって人気だから、オモチャにするとガキが喜ぶんじゃね?」と勝手に思われていたということだ。
リアルでその頃ガキだった人間としては、どうもここにミョーな違和感があった。
たとえば、「謎の円盤UFO」で、番組のタイトルになっているUFO。プラモもちゃんと出てたけど、あのクラゲみたいなの誰も欲しくなかったように覚えている。みんなスカイダイバーや、インターセプターが欲しかったのだ。
要するに「UFO」というのは、男の子の興味をひくアイコンではあっても、オモチャが欲しくなるような「カッコイイ」ものではなかった。
だから、グレンダイザーもガッタイガーもTFOも、実はそれほど魅力を感じず、むしろマヌケに見えたものだ。
それに、見ればわかるとおり、グレンダイザー、ガッタイガー、TFO、どれも実は前後の区別や翼が存在する。いわゆる「円盤」になってない。
これはやっぱり「ちょっとカッコ悪いんじゃね?」と思ったスタッフが、一生懸命マシに見せようと、航空機的アレンジを付け足したのだろう。
だが、そうした往生際の悪さが、ますますモチーフとしてのUFOを、中途半端な印象にしていたように思うのだ。
その後出てきた「UFO戦士ダイアポロン」なんかは、アメフトだわ合身だわ不要部分収納だわ、もうどこらへんがUFOなんだかサッパリわかんない。「円盤戦争バンキッド」も同じ。
あきらかに企画時のコンセプトと、実際のデザインワークが齟齬をきたしている。
「だってUFOってオモチャ売れねえんだからよお!」という現場の悲鳴が聞こえてきそうだ。
その後ヤマトやスターウォーズが出てきて、圧倒的なビジュアルパワーが、UFOを陳腐化させてしまったため、あっさり消えてなくなった
「UFOと名乗る割にはUFOっぽくない」諸作
今となっては不思議に思う人もいるだろうが、それはこういう事情あってのことだったのだ。
もっとも、少し前に一部で話題をさらった「大ヤマト」
ヤマトにアルカディア号とエンタープライズを混ぜ倒したと揶揄されたアレ。
あの円盤部というのは、実はエンタープライズではなくて、ひょっとして裁判対策でもなくて、松本零士の脳に、UFOブームの頃から刻まれ、以後も生き延びていた
「UFOモチーフ」の、最後の発露のようにも思えるのである。多分。
なんたって夢は裏切らない。


IKEAの紙ナフキン 

2011年02月07日


IKEAの紙ナプキンが好きだ。
正確には「50×FANTASTISK」40センチ四方の奴。
50枚入り299円
いつもこれを敷いて飯を食べる。食べたら捨てる。
いくつかカラバリはあるけど、なんてことのない、そっけない、ただの紙ナプキンだ。
だが、意外とこういう、「そっけない」ただの紙ナプキンというのがない。
無印良品でも業務スーパーでも、意外にない。
業者用の店までめぐったが、本当にない。
どれもコストを削って安っぽいか、逆にやりすぎで嫌味だ。
色味もなんだか気に入らない。
オレはオタクだから、こういうのは気になってしかたない。
わりと徹底的に探したが、どれもこれも、IKEAのこれにかなわない。
ところで、近所にIKEAはない。車でなら大した距離じゃないけど、もう十年ほど車に乗ってない
たまたま電車で遠出をしたときに買った紙ナプキンが気に入ったので、大事に使ってる感じだったが、そろそろ尽きかけてきた。
紙ナプキンのために出かける気はしないんだが、オレはオタクだから、やっぱりこういうのは気になってしかたない。
だから行ったよ、紙ナプキン買いに。
まわりがみんな本棚とか机とか買ってる中に混じって、買ったよ24個。7200円分。1200枚。
電車で下げて帰ったよ。
死ぬかと思った。
これでジオンはあと10年は戦える。


ヤマトの不思議

2011年02月01日

みんなケチョンケチョンに言ってる「実写ヤマト」だけど、見るべきところもあるように思う。
特にヤマトの基本設定である、「14万8千光年のおつかい」とか、「ガミラスとイスカンダルが二連星」とかの不自然さについて
なんとかしようとしてみたアプローチは、結果はともかく、もちょっと評価してあげてもいいのではないか。
実は「ヤマト」の、そもそものストーリーラインは西遊記であるという。天竺までお経を取りに行くアレだ。
「イスカンダル」も「アレキサンダー」の意だという。インテリSF作家、豊田有恒の面目躍如である。
あるが、これがどうも基本設定として、矛盾はしないまでも、収まりが悪いと思うのだ。
だって、最初にイスカンダルの方から来てるわけだから。しかもサーシャが、わざわざ命がけで。
そんで、「波動エンジンの設計図は渡すから、コスモクリーナーは取りに来てね」とやるのは
いくら「みなさんの勇気と力を試すために」とか言われても、相当妙な、苦しい設定だと思う。
同じ勇気と力を、意味もなく試されて死んだサーシャはどうなるのよ。
あと「ガミラスとイスカンダルが二連星」というのも、アイディアの奇抜さ、そして見た目のインパクトがあまりに素晴らしすぎて(最高だと思う)、わざわざ突っ込む気にもなれなかったのだけど、実はこれまた妙な話だ。
子供の頃は、深く考えて何度か眠れなくなったものだ。
普通はもうちょっと、何か客が「ああなるほど」と、奇抜さを受け入れやすくなるようなワンアイディアをくっつけるのではないか。
その意味で「実写ヤマト」の、「放射能除去装置は、ただの憶測」、「ガミラスとイスカンダルはひとつの文明の、それぞれ別の側面」というのは、飲み屋でオタク仲間による「俺ヤマト」なアイディアを聞いているようで、ちょっと楽しかった。映画の中でうまくいってたかどうかはともかく。
あれ、たとえば「サーシャが命がけでコスモクリーナーの(波動エンジンではなく)設計図を届けてくれたけど、墜落のショックでデータが破損、肝心の部分が読み込めない。そこで残された宇宙船の残骸から波動エンジンを解析し、残りの設計図をもらうためイスカンダルへ…」
とかやったほうが、よほど設定的に落ち着くと思うのだけど、なぜやらなかったのだろうか。
やっぱり、そこで謎めいた美女が試練を与えるのが松本ロマンなのかなあ。